中絶を周囲にバレないようにできる?
「中絶を周囲にバレないようにできる?」
中絶を検討しているなかで、他人にバレないように手術が受けられるか疑問を抱く方がいるのではないでしょうか。
周囲にバレてしまうと、仕事やプライベートに支障が出てしまう方もいるでしょう。
本記事では、中絶がバレたくない方が感じる疑問に対して回答する内容となっています。
現在妊娠中で、これから中絶を検討しているなかで不安や疑問を感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。
中絶を受けたかどうか、保険証を見たらバレる?
医療機関側が中絶を経験した女性の保険証を確認しても、中絶経験の有無がバレることはありません。
自由診療である中絶手術の場合、保険の受診歴に記録が残ることがないからです。
そのため、保険証の情報から過去に中絶したことが広まることはなく、家族や友人、知人にバレることもありません。
また、中絶後の性行為をおこなうことで、パートナーに中絶がバレるか不安に思う方がいます。
基本的には、性行為をおこなうこと自体でバレることはありません。
しかし、平常時と比べて落ち着きがなかったり、不安そうな表情を浮かべたりすると、パートナーが疑問に思うかもしれません。
何気ない様子の違いに疑問を抱き、質問された結果、思わず中絶していたことを打ち明けてしまう方もいるでしょう。
中絶をバレたくないと考えている方は、メンタル面の安定も工夫する必要があります。
妊娠や中絶を周囲に知られないための工夫
妊娠や中絶を周囲に知られると、職場やプライベートなどの場に影響が出ることを懸念している方がいるかもしれません。
周囲へ知られないために実践できる工夫としては、プライバシーに対する配慮が行き届いたクリニックの受診が大切です。
妊娠すると、初期には腰痛や腹痛、生理不順や胸の張りなどが起こる場合があります。
また、つわりや出血などが起こり、日常生活に支障が出る場合もあるでしょう。
妊娠12週を過ぎると、お腹が少しずつ膨らみはじめ、5ヶ月を過ぎたあたりから体重増加が起こり、お腹に妊娠線が出ることもあります。
医療機関を受診する際は、患者さんのプライバシーを守る仕組みがあるかをしっかり確認しておきましょう。
プライバシーに配慮された医療機関の多くでは、完全予約制とし、来院後スムーズに患者さんをご案内する体制をとっています。
また、院内で患者さんを呼ぶ場合は、お名前でなく、受付でお渡しする番号をお伝えしている施設もあるでしょう。
患者さんからの相談を受けたり、診療をおこなったりする場合は、様子が他の方にわからないよう、すべて個室で対応します。
医療機関を選ぶ際のポイントとして、上記を把握しておきましょう。
妊娠の可能性を感じたら速やかに医師に相談してください
市販の尿検査で陽性反応がある場合や、避妊に失敗して妊娠した可能性がある場合は、速やかに産婦人科を受診することをおすすめします。
出産するか否かを決めていない段階でも、正常妊娠であるかや正確な妊娠週数を把握しておくことは重要です。
妊娠すると、吐き気・微熱・生理不順・倦怠感・眠気などの体調変化が起こり、日常生活に支障が出る場合があります。
上記の症状が出ると、周囲の家族や友人、知人などが妊娠を察するかもしれません。
妊娠に気づいた段階で速やかに行動しておきましょう。
中絶手術について不安なお気持ちはご相談ください
「中絶手術を受けたいけど、不安に思う部分が多く、なかなか決断できない」
このような女性は多いかもしれません。
中絶手術自体に抵抗を感じ、なかなか一歩踏み出せない方もいるかもしれませんが、決断が遅くなればなるほど、中絶手術の難易度や体への負担は大きくなります。
また、妊娠初期の段階における中絶手術に比べて、中期のほうが費用面の負担も増えます。
もし、妊娠初期で、中絶をしたいと感じている場合は速やかに医療機関を受診してください。
判断に迷う方も含め、一度専門の医師に相談することをおすすめします。
現状や今後の方向性などを医師へ共有し、意見を聞いてみるとよいでしょう。
どうしても医療機関の受診が難しいと感じる場合は、親しい友人や家族、知人に相談しても問題ありません。
一人で抱え込まず、第三者の意見を聞いて決断するのも一つの手段です。
少しでも後悔が残らないよう、そのときの状況を考慮し、適切な判断をしていきましょう。