赤松 敬之(あかまつ たかゆき)
Abortion Pill

中絶薬について

中絶薬とは

中絶薬とは外科的な手術での中絶ではなく、薬を飲んで人工中絶を行う方法です。妊娠9週未満(妊娠8週6日)の方が対象で、比較的早期に妊娠が発覚し、中絶をご希望される方が利用できる中絶方法となっています。

2023年4に日本でも中絶薬の製造販売が承認されました。

承認されたのは、ラインファーマ株式会社の「メフィーゴパック」でミフェプリストン、ミソプロストールの2種類の薬剤を同梱したパック製剤です。
母体保護法指定医師のみが処方でき、必ず医師による診察を受ける必要があります。


外科的な中絶手術となるとソウハ法や吸引法がありますが、器具を子宮内に挿入するので内部を傷つけてしまう可能性があります。
それに対し、中絶薬(メフィーゴパック)は、まず妊娠の継続に必要なホルモンを抑えるミフェプリストンを内服し、36~48時間後に子宮の収縮を促すミソプロストールを内服するという方法です。
ただし経口中絶薬を利用しての中絶は失敗率は約8%と、人工中絶手術よりも高い確率で失敗するとされています。

中絶薬の副作用

  • 腹痛(30.0%)
  • 吐き気(20.8%)
  • 出血(0.8%)
  • 頭痛、めまい
  • 下痢
  • 発熱、悪寒

中絶薬を使えない人

  • すでに妊娠9週を超えている方
  • 子宮内避妊具(ミレーナ等)を装着されている方
  • 子宮外妊娠と診断された方
  • 副腎に問題があると診断されている方
  • 出血傾向にある、または抗凝固薬を服用している方
  • 過去にプロスタグランジンE1誘導体製剤に対して過敏症があった方
  • ポルフィリン症の方

中絶薬のリスクと危険性

稀に重度の子宮出血が現れることがあります。
目安として夜用の生理用ナプキンを1時間に2回以上交換するような出血が2時間以上続く場合には、速やかに本剤の処方医療機関に連絡してください。出血が止まらない場合には止血のための手術が必要となる場合があります。

中絶薬は母体保護法指定医師のみが処方できる医薬品です。投与後、医師による経過観察が必要となります。
以前、中絶薬を個人輸入し服用した方が多量の出血や痙攣、腹痛のため医療機関に入院したという事例がありました。医師からの指示を受けずに自己判断で中絶薬を使用することは大変危険なのです。中絶薬を使用したい場合は、個人輸入や自己判断での服用はせず、必ず医療機関に受診し、母体保護法指定医師に処方してもらいましょう。

妊娠したかもと思ったらクリニックに行こう

日本でもついに承認された中絶薬ですが、副作用などもたくさんあり、自己判断で服用してしまうと命の危険を伴う大きなリスクがあります。
中絶薬(メフィーゴパック)に関しては、原則入院施設での取り扱いとなり、中絶完了まで院内待機となるため西梅田シティクリニックでは取り扱いをしておりません。
また、24時間院内待機が必須ですが、中絶薬を使用しても子宮の内容物の排出がなければ中絶手術をしなければならず、時間とコスト、精神的なストレスも加わるため当院ではおすすめしておりません。

ABORTION

中絶について

中絶の当院の考え方や、リスク・手術可能な妊娠周期などについてご説明いたします。

PREGNANCY

妊娠について

妊娠した身体の注意点や、妊娠検査薬・避妊などについてご説明いたします。

医療法人星敬会 西梅田シティクリニック 理事長 赤松 敬之(あかまつ たかゆき)

「一人で悩まずにご相談ください。」

医療法人星敬会 西梅田シティクリニック 理事長 赤松 敬之(あかまつ たかゆき)

「一人で悩まずにご相談ください。」

RESERVE

ご予約について

当院は妊娠10週未満のみ対応可能です。
ご了承いただきお問い合わせいただきますようよろしくお願いいたします。

お電話でのお問い合わせ

婦人科外来診療 診療時間

LINEでのご相談

ACCESS

アクセス

「新大阪駅」~「大阪駅」 約5分
「京都駅」~「大阪駅」 約30分
「神戸駅」~「大阪駅」 約20分
「大阪駅」より徒歩2分
「北新地駅」より徒歩2分

「大阪梅田駅」より徒歩1分

「大阪梅田駅」より徒歩7分

大阪メトロ四つ橋線「西梅田駅」より徒歩1分
大阪メトロ御堂筋線「梅田駅」より徒歩5分

「新大阪駅」~「大阪駅」 約5分
「京都駅」~「大阪駅」 約30分
「神戸駅」~「大阪駅」 約20分
「大阪駅」より徒歩2分
「北新地駅」より徒歩2分

「大阪梅田駅」より徒歩1分

「大阪梅田駅」より徒歩7分

大阪メトロ四つ橋線「西梅田駅」より徒歩1分
大阪メトロ御堂筋線「梅田駅」より徒歩5分

西梅田シティクリニック

記事URLをコピーしました